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「分別がない」は幸せ?
2011/11/03(Thu)
認知症の人は幼児と似ている様な気がします。
どこが似ているかというと「分別がない」ところ。ストレートな言い方で失礼

認知症の人も幼児も自分と他人を分けて考えられないようです。
幼児は自分の考えていること全てが通用すると思っていて、それがかなわないと泣きだします。認知症の人も泣きはしないがそれに近いところがあります。

もう一つは、現在の状況・環境に自分を合わせることができないところです。
幼児はレストランでも自分の家でも同じで区別しない(できない)。認知症の人も見当識障害といってどこに自分がいるかわからなくなることがあります。

多摩美術大の小穴晶子教授が分別に大きく関与しているのは言語であると言っています。
「だいたい人間はある程度の言語習得(三歳ぐらい)以前の記憶がない。おそらく言語習得以前には外の世界を全体と区別せず漠然と受け入れているだろう。」と述べています。

言語を状況に合わせ的確に話すことができるということは、頭の中で記憶に残す作業を同時に行なっていること。認知症の人は自分の世界と外の世界を区別せず漠然と言葉をならべているだけなので記憶に残ることは無いような気がします。ここらあたりに自分で言ったことを全く覚えていない原因があるのではないでしょうか。

さらに小穴教授は「分別は社会の中で生き、大人になって行くためには必要であるが、そのせいでものの本当のあり方が見えなくなり、そこから悩みや不安が生まれている。」と続けています。

つまり、世の中、物事をあまり区別しない方が幸せという事です。
危害を与えない程度の「分別がない」は幸せなのことかもしれません。

ケアポート八王子の利用者も三歳児のような幸せな毎日を味わっているのかもしれません。

あ~あ、うらやましい


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