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2015/02/07(Sat)

仕事を終え、入居者の皆様へ帰りのあいさつするため居室まわっていると、今日の夜勤

の男性に呼び止められました。

「施設長!今夜は携帯すぐ出られるようにして寝てくださいね」

と念を押してきたのです。

「何で?」

「Aさんの呼吸、が、ちょっと、おかしいような気がするんですよ」

と低い声で続けて言ってきました。

 

Aさんは来月96歳になるとっても小柄な女性。

部屋の扉を開けて二人でAさんの寝ているベッドへ近づいていきました。

じっとAさんの顔を見つめ呼吸のリズムに注意をはらいます。そして時々顔をみあわせて

は目だけで彼と会話します。

部屋から廊下へ出て、お互い肩の力をぬいて

「ねっ、ねっ、施設長。いつもの呼吸じゃないでしょう?」

「うっうん。そうだな」

こんなやり取りをしたのですが、看護師さんも帰った後なので、夜勤者に任せるしかないな

と判断して、その日は帰りました(少し冷たいかな)。

 

家に帰って

「Aさんの命、燃えつきちゃんだろうか・・・・・」

「命かあ・・・・・・」

「有史以来どのくらいの人間が生まれては、死んでいいったのだろう?想像つかない人数

なんだろうなあ」

と疑問が湧いてきた。


インターネット上の質問箱を調べてみると、そこには驚くべき答えかかれているでは

ありませんか。

「有史以来、人類の累計人口は200億人です。現在の3倍。3人に1人が今生きて

いることになります。」

えぇーッ3人に1人が今生きてるんだ。

てっきり今の数百倍、数千倍の人間が生まれては、死んでいったんだろうと

と、勝手な思い込みをしいました。予想は完全に裏切られました。

 

いかに、今、この地球上に大勢の人間が乗っかているか。

その人間が快適な生活を求め莫大なエネルギーを消費している。

地球環境破壊が起きない訳がないな・・・・・・・と。

Aさんの心配とはまったく関係ないところに想像が飛んでいってしまいました。

なので、とりあえずその日は寝ました(Zzz・・・)。

 

翌日、出勤する

「私の念力で昨夜は大丈夫でした」

夜勤者が引っ張ってAさんの部屋へ連れて行きました。

しっかりとした呼吸で昨日の心配をよそに笑顔すらみせています。

「ほっ」

 

現在の地球上70億人の命。日本の1億2千万人の命。八王子市5万6千人の命。

ケアポート八王子の96歳になる1人の命。

一人ひとり大切です。

「命」は重い。


いのち2





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